2019/04/08
『春眠暁を覚えず』
はじめまして。
睡眠力を最大に活かして日本を元気にすることに貢献していく、JMMAです。
皆様に睡眠の素晴らさ、お伝えしていくことで、眠活眠育の必要をもっと感じ自ら活動して頂けたらと思います
私たちの身近な睡眠の必要性と素晴らしさを再確認して頂くために、いろいろな情報をお伝えして行きます。
Spring has arrived!
暖かくなり、春めいてきました。
春の訪れで休日の睡眠は気持ちよく、ゆっくり長く眠りたいという人は多いのではないでしょうか。
しかし、
『春眠暁を覚えず』
が実は重大疾患のリスクを上げるという研究結果が発表されています!
「春眠暁を覚えず、処処啼鳥を聞く、夜来風雨の音、花落つること知る多少(春の眠りは心地よくて夜明けも知らず、鳥のさえずりが聞こえる。昨晩は嵐の吹く音がしたが、おそらく花がたくさん散ったことだろう)」と何とも素敵な、春のステキな季節の訪れなんですが….
米コロラド大学の研究で、男女36人を
「毎晩9時間睡眠」
「毎晩5時間睡眠」
「平日5日間は5時間睡眠だが、週末2日間は好きなだけ寝る」
の3グループに分け、血液検査を行われました。
その結果、「週末は好きなだけ寝るグループ」は、糖尿病リスクを示すインシュリン抵抗性の値が他の2グループに比べて有意に高かいという結果が出ています。
これは、体内時計が狂い、食事時間の変化など生活習慣が乱れてしまっているためと考えられます。
しかし、休日に睡眠を長くとりたいのであれば、昼寝をおすすめします。
正午~午後3時までの20~30分ほどであれば、夜の睡眠にも影響しません。
睡眠不足を感じるのであれば、この昼寝を毎日取り入れてみるのもいいかもしれません。