2020/03/24
コレも必要!新型コロナウイルス対策!
新型コロナウイルスによるなれない対応策による戸惑い・不安によるストレス,どう乗り切るか
新型コロナ感染拡大によるストレスが続き、「睡眠の質が悪い」「何となく気分がもやもやする」など訴える人が増えています。また、家にこもっているため間食をしすぎて胃の調子がよくない、体を動かさないなどという悩みなどもよく耳にします。
いつまで続くか見通しが立ちにくいこのストレスをどう乗り切るかについて考えます。
どのような症状があらわれはじめているのか?
◇過食気味になる・・
**テレワークが多くなったので、通勤のための早起きをしなくなり生活リズムが乱れがちにります。通勤ストレスがなくなり気分がいいはずですが、早起きしなくていいと思うとつい夜更かししてネットの新型コロナ情報を見たりしながらお菓子を食べ、過食状態で調子が悪い人が増加。
もう一つの原因が、外出できないので近くのコンビニに行くのがストレス解消になっていて、行くとお菓子を買い込みたくなってしまいます。
**テレワークとは「テレワーク」(場所や時間を選ばない柔軟な働き方)」
時間や場所にとらわれない柔軟な働き方のことを指しています。「在宅勤務」と同じでは?と思われるかもしれませんが、「在宅勤務」は自宅で仕事をする事を意味します。自宅以外の場所で仕事をしても「在宅勤務」にはなりません。
つまり「テレワーク」という働き方のうちの一つの方法が「在宅勤務」です。
◇時差ぼけのような状態・・・
時差出勤で起床時間が遅くなり、普段の生活時間と変化が生じ、夜更かしが続き完全な夜型化になってしまう。時差ぼけのような状態を引き起こします。
業種により急に仕事が多くなり残業または、仕事が減り続け不安・・・
残業、ストレス、不安などで眠れなくなったり、睡眠の質が落ち睡眠不足になる。
◇運動不足・・・
出勤をしなくなったせいで、長時間家のデスクに向かって仕事をする時間が増える生活になって、
***「座り過ぎ日本人」をますます増加させることで体調不良の原因となります。
脳(中枢神経)は「体を移動させる」ためにできていて、原始時代からその構造はあまり変わっていないにも関わらず、コンピュータが仕事の大部分を担うようになった生活により、脳と体へのリスクが増えるのです。
***「座り過ぎ日本人」について
“日本人の成人は平均して1日に7時間座っており、これは世界1位。(ちなみに世界の平均は5時間。)
座ってばかりいると血流ばかりか代謝も悪くなり、狭心症、心筋梗塞、糖尿病のリスクも高まる”
「座位行動研究の第一人者」と言われるオーストラリアのネヴィル・オーウェン博士 参考。
“人間が3時間以上座っていると、記憶力低下や注意散漫といった脳の弊害が起こる。”
ロンリンスカ研究所(スウェーデンのストックホルムにある医科大学)アンダース・ハンセン氏 精神科医. 世界的脳研究者 参考。
対策は?
対策1. 起床時間・食事時間を守る
仕事が多くなり残業が増えた方、時差出勤で起床時間が遅くなった方、テレワークで普段の生活時間と変化が生じ時差ぼけのような状態の方は、生活時間を元の時間と大きく変わらない時間に戻すことが大事です。質の良い睡眠をとり起床時間を遅らせないことが必要です。食事の時間をずらさないことは昼間の生活リズムをキープするポイントになり、夜にしっかり睡眠をとることができます。
対策2.ながら過食を防ぐ
息をゆっくり吐くことが自律神経の調整に役立ち、過食を防止する手助けになります。またテレビを見ながら何となく食べるという習慣も過食につながります。ストレスがある場合、「見ながら食べる」「見ながらつまむ」という習慣をストップすることが必要です。
対策3.情報依存に注意
一日中スマホで新型コロナ情報を検索したりテレビのワイドショーを見たりして不安になっているような、絶え間なく情報を求めている人は始終閉じこもっている人と同様にストレス状況に適応できなくなるそうです。
正確な根拠のある情報源を見つけ時間を決めてそれを見る。それ以外の時間はスマホやテレビをオフの習慣を作ることも必要です。
対策4.入眠前に身体を緩めて質の良い睡眠をとる
ストレスや不安で緊張状態が続くと寝つきが悪くなります。それを防ぐために、体を緩め心の緊張が緩和させます。
鼻呼吸で緊張と不安対処についてはこちらをクリックしてください。
日中に外出せず、家の中にずっといるのはまさに不健康。体も不健康になるし、こころも元気ではなくなります。その不安定な気持ちは睡眠に影響が出やすく、睡眠不足や体内時計と社会時間とのずれによる *概日リズム睡眠障害につながります。(*概日リズム睡眠障害:社会生活において要求される通常の時間に、寝起きすることができない睡眠障害。)