体を動かす機会が減っていませんか?気になるカロリー計算方法!

新型コロナウイルス感染拡大防止のため、会社勤務から在宅勤務への切り替えが推奨されているこのご時世。在宅勤務で一日中外出しない日が増えたことにより、運動不足やストレスを感じている人も少なくないのではないでしょうか。

また、運動不足で筋肉量が落ちると高齢者の方は特に転倒や骨折をしやすくなり、寝たきりになるおそれもあります。

また、糖尿病や高血圧など持病がある人が運動しない状態が続くと、新たな病気になるリスクも高くなります。ウイルスの感染予防だけではなく、こうした“2次健康被害”を減らすことを考えることが重要だといわれています。

約30%が、「在宅勤務制度」を導入

20代~50代の会社員5,000名を対象として調査が行われた結果、30%以上の企業が「在宅勤務制度」を導入していることが明らかになりました。また、在宅勤務をするようになって腰痛などを訴える人が増えています。その原因は、座っている時間が長いことによる運動不足であると思われます。

(図をクリックすると大きくなります。)

意識的に体を動かさないと体の不調や、ストレスの原因になってしまいます。運動不足解消のために自宅で手軽にできる効果的な運動をしていくことをおすすめします。

運動って?

運動は有酸素運動と無酸素運動に分けることができます。

簡単に違いをまとめると以下の表の通りです。

 

 

次に、生活や運動の消費カロリー計算方法を紹介します。

メッツ値を使った生活や運動の消費カロリーの計算

メッツ値とは:メッツ値は運動によるエネルギー消費量が、安静時の何倍にあたるかを示す値です。

図をクリックすると大きくなります。

例えば”風呂掃除” は3.5メッツですが(上部の表を参考にしてください)、これは安静時の3.5倍のカロリー消費となります。

メッツ値から消費カロリーを計算するには

の計算を使って計算することができます。

【例 風呂掃除3.5メッツの運動を体重52kgの人が、1時間した場合】
3.5(メッツ値)× 52(kg)   × 1.0(時間) × 1.05 = 191カロリー(kcal)

 

新型コロナウイルスの感染拡大で外出を自粛する動きが広がる中、生活の中で自分に合った無理のない運動や、体を動かすことを継続するのが体調管理に必要です。

消費カロリーを目安に、体を動かすことを考えてみてはどうでしょうか?

昼間は意識して体を動かし、そして夜の心地よい睡眠を取るように心がけてください。

 

 


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