頭痛の原因は睡眠??

日本人の約4割が頭痛持ち

朝晩の冷え込む季節は、体調不良、身体のダルさなどを感じる人が増えてきます。そしてこの季節になると

頭痛の頻度が増える人が多くなるのが分かっています。

私たち日本人は頭痛に悩んでいる人が多く、日本人の約4割が頭痛持ちといわれています。その頭痛も睡眠に関係しています。

頭痛はなぜ起こるのでしょうか?

頭痛には大きく分けて「一次性頭痛」と「二次性頭痛」の2種類があります。

何か病気なわけではないのに繰り返し頭痛が起きるのが一次性頭痛です。

また何か病気が原因(クモ膜下出血や脳腫瘍など)で起きる頭痛が二次性頭痛です。

二日酔いなど、一時的な状態による頭痛はこの2種類の頭痛には当てはまりません。

 

よく言われる“頭痛持ちの頭痛”は一次性頭痛で、一次性頭痛は大きく分けて「片頭痛」、「緊張型頭痛」、「群発頭痛」の3種類があります。

詳しく見ていきます。

 

  1. 片頭痛

脈をうっているようなズキンズキンと痛みを感じる頭痛は片頭痛です。片頭痛は頭の中で血管が広がり、血管が動くリズムに合わせて血管の周りの神経に刺激が伝わります。

そしてこの刺激が大脳へと伝わり、痛みと認識されてズキンズキンと頭に響くような片頭痛になります。また視界にチカチカと光が見えることがあったり、音に敏感になったりします。吐き気も併発して起きることがあります。

 

  1. 緊張型頭痛

後頭部を中心に、頭が何かに締め付けられているような痛みを感じる頭痛であれば、それは緊張型頭痛です。ヘルメットをかぶっているような感覚があるのも緊張型頭痛の特徴です。
緊張型頭痛の原因はパソコン作業や車の運転など、長時間ずっと同じ姿勢を続けていることで溜まるストレスが原因です。また不安や緊張などの気持ちが続くことで溜まる精神的なストレスも原因になります。

 

  1. 群発頭痛

じっとしていることが困難なほどの強い痛みが目の奥で起きるのが群発頭痛です。片目の奥を突き刺されているような、また目をえぐられているような、耐えられない痛みが群発頭痛の特徴です。また群発頭痛の場合、頭痛の他にも充血になったり涙が出てしまったりするなど、目の異常が起きます。また鼻水が出たり鼻づまりが起きたりする鼻周りの症状もあります。

 

突然激しい頭痛に襲われ、かつ高熱や吐き気など別の症状もあった場合、それは危険な病気にかかっている可能性があり、2次性頭痛の可能性があります。

頭痛もちの人がいつもと違う感覚の痛みを感じた時は、病院に行って検査を受けることをおすすめします。

 

睡眠と頭痛は関係がある!

もう1つの頭痛の原因は睡眠です。実は睡眠が短くても長くても、頭痛の原因になります。

詳しくはまた次にお話ししていきます。

次の配信をご期待ください。


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