睡眠の質って何?

仕事も含めて、活力ある生活を送るには睡眠をはじめ十分な休養が必要不可欠と考える人が大勢いると思いますが、

忙しいサラリーマンや受験生にとっては「短い睡眠で済ませたい!」という人も多いと思います。

「睡眠時間が短くても質が良ければ大丈夫」ということもよく耳にしますが、

 実は「睡眠の質」は科学的に定義されていないようです。 正確に言えば、睡眠の質の良し悪しは数値で示せない、 

ということです。

 しかし、「深い睡眠が多いと質の良い睡眠」ともよく言われますが、これも誤りです。

深い睡眠(睡眠ポリグラフ検査で判定される深いノンレム睡眠)があるからと言って、

睡眠の質の良し悪しを語ることはできません。

もちろん、深い睡眠は質の良い睡眠の指標の一つとして取り上げられることが多いですが、

必ずしも睡眠の質を保証しているわけではないということです。

例えば、睡眠不足に悩む人では睡眠時間が短いにもかかわらず深い睡眠の量はむしろ多めです。

*こちらをご参考ください⇒JMMA『不眠』から抜け出したい!⑥

 

それは、睡眠不足の時に削られるのは大部分が浅いノンレム睡眠とレム睡眠だからです。

 このように、ノンレム睡眠もレム睡眠も、浅い睡眠も深い睡眠も、まんべんなく減るわけではありません。

十分な睡眠をとっている時に、深い睡眠が多い方が睡眠の質が高いと言えるのです。

睡眠には個人差がある

また、深い睡眠の量は個人差が大きく、若くて健康でも体質的に深い睡眠が少なく、それでも睡眠に満足感を得ている人もいます。

睡眠の質とは・・?

睡眠の質というのはその人の主観的体験だと言うことです。

眠りから目覚めた後に、疲労回復感があり、日中に眠気もなく心身共に元気に働くことができる、それが質の良い睡眠が取れている証拠です。

つまり睡眠の質は睡眠で判定するのではなく覚醒状態の様子で判定します。

そして、睡眠の長さ、深さ、眠る時間は、個人差があります。万人に共通する快眠指標を決める方が難しいと言えます。

活力ある生活を送るために、自分が十分な休養感が得られるようにしっかり眠ることが必要です。

しかし、   不眠症の方は、脳波の状態はある程度眠れているのに 「眠れていない」と感じ、主張します。 眠ったことを感じる機能が低下している のです。

この続きは、次回にお話ししていきますね。