2021/01/15
睡眠中の光に注意!
夜が明けて明るくなる時間は、日の出前の約30分です。
1月15日東京都地方の日の出時刻は、6:51ですから6:00に起きた場合はまだまだ暗いですね。
でも、朝は太陽の光を浴びて体内時計を整える必要があります
(詳しくは☛コチラ)
光は目に入ると、網膜の神経細胞を通り脳の視床下部に届くからです。
日の出前の暗い時間に起きる場合は、日の出後に散歩や通勤、通学時間に太陽の光を浴びるようにしましょう。
今回は、夜の睡眠中の光についてです。
今回は、夜の睡眠中の光についてです。
睡眠中(目をつむっている状態)であってもごく弱いながら一定の光量が網膜に到達し、脳を刺激します。
眠っているためこのような光は視覚(光が見える)として認識されませんが、脳はしっかり感知しているのです。
まぶたが完全に閉まらず半眼開きのようになっている人の場合には、より多くの光が網膜に到達します。
このことから、「しっかりと寝室を暗くして寝る」方が脳の刺激を減らし、適切な睡眠になることが予想できます。
その証拠のひとつとして実験結果があります。
*ルクスとは明るさを数値化したもの、光源から発した光が照射対象の床や壁に当たった時の明るさです。
その証拠のひとつとして実験結果があります。
0.3ルクス(ほぼ暗闇)から家庭照明に相当する300ルクスまで寝室の照度を何段階かに分けた条件下で、
同じ被験者に睡眠の質がどうなるか比較した実験をしたところ、室内照度が明るくなるほど睡眠が浅くなりました。
また、50ルクス(薄暗い部屋)程度でも睡眠が浅くなり、睡眠の質が低下することが分かりました。
メラトニンの分泌が関係している
メラトニンの分泌が関係している