2021/02/24
コロナ禍長期化で、活力がない。こころの疲れ、3つの原因
新型コロナウイルスの感染拡大が始まり、約1年が経ちます。
With(ウィズ)コロナに慣れてきた人も多いと思います。
実際のところ不安でこころの疲労を溜め込んでいる人も多いのではないでしょうか?
コロナ禍での精神的不安による疲れの原因について
1つめは不安の感情です。 新型コロナウイルスに感染すると、自分や大切な人の命が脅かされるという不安の感情が強くなります。 外出する時は、潔癖症のように消毒をしてしまったり、他人との接触に異常に敏感になりがちです。 また、深刻な収入の減少や仕事のことなど金銭的な不安も原因として考えられます。 このような不安な感情から解放されずに長期化すると、脳やこころの活力が消耗し、「燃え尽き症候群」を招く可能性があります。 *燃え尽き症候群は、別名「バーンアウト」とも呼ばれています。この症状にかかってしまうと、それまで精力的に仕事に打ち込んでいた人が、まるで燃え尽きてしまったかのように仕事への情熱や意欲を失ってしまう状態になります。 また、 性格などによって個人差もありますが、うつ状態になったり、逆に不安を忘れようとハイなったりと こころのバランス失ってしまいます。
2つめの原因は、テレワークで生活にメリハリがなくなったことです。 交感神経優位の緊張状態と、副交感神経優位のリラックスの切り替えが減り、その結果適切な 自律神経の切り替えがうまくできなくなった状態です。 出勤するときは毎朝、仕事の服を着替えて出かけることで気分のスイッチが入りますが、家でリラックスした格好のまま仕事を始め、仕事が終わってプライベートの時間になっても、仕事のメールを意識する生活を続けると、緊張とリラックスの境目がなくなります。 特に、寝室を仕事場にしていると、そのリスクは高まるかもしれません。 夜には、副交感神経が優位にならず、睡眠モードにならず寝つきが悪い、夜中に何度も目が覚めるなど、睡眠に満足が得られなくなります。 コロナ禍での睡眠に影響は、こころの疲労の現れのひとつです。
現在、コロナ禍のような非常時は、ネガティブな情報が増えそれらの情報に触れ過ぎてしまいます。 テレビやインターネットのニュース、SNSなどでネガティブな情報が繰り返し流され、それらに触れていると不安の感情が喚起されます。 情報に影響され流されてしまうのも、疲労を招く原因となります。
活力が減ったというコロナ疲労の方、良質な睡眠がとても必要です。
しっかりと睡眠習慣見直していきましょう。
Let‘s try!
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朝の起床時間を一定にする
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出来る範囲で外出し、朝の日光を浴びる
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仕事をする場所と寝る場所を同じにしない
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寝る前にスマホ・タブレット・PCを使用しない
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夜にニュースを見ない
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- これら5つの項目は基本的なことですが、
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あなたは実際にできていますか?
こころの健康のため、睡眠を守るためにも
全ての項目が出来るような生活習慣を心掛けてみてくださいね。