カフェインの上手な摂取方法

眠たいときに、カフェイン入りの飲み物、主にコーヒーを飲むという方多いと思います。
眠気覚ましに使われるカフェインの効き方には個人差を感じる時ありませんか?
例えば、夜遅くにカフェイン入りの食品や飲料を摂取しても睡眠に影響しない人もいれば、
少量のカフェインで眠れなくなる人もいます。

このように、個人差があることは古くから知られていたのですが、
どうして生じるのかはよくわかっていませんでした。
近年,カフェインは直接、脳に対して覚醒物質として作用するのではなく、
睡眠物質を阻害し覚醒作用を促すことがわかってきました。

研究が進み、この睡眠物質の受容体遺伝子の個人差によって
カフェインの感受性が異なることが明らかになりました。
また、摂取頻度や摂取量、体重や健康状態などにも左右されます。

カフェインの代謝
カフェインは体内に蓄積されることはなく、健康な成人の場合、3~4時間以内に排泄されます。
*個人差があります。
カフェインと依存症
カフェイン依存症といわれコーヒーを常に大量飲む方がいます。
世界保健機関(World Health Organization:WHO)によると、

“本当の意味での「依存症」であれば、減量や中止により重篤な心理的または身体的な問題がみられるはずですが、

カフェインの場合、こうした問題はみられない”

ということが示されています。

カフェイン摂取の適量
健康な成人であれば、1日あたり3~5杯分のコーヒーに相当するカフェインを摂取しても身体に悪影響はなく、

カフェインの安全性は、欧州やオセアニアを含む世界各国で認められています。
(*妊娠中や授乳中の人は、カフェインの摂取を控えるべきといわれています)

しかし、カフェインを過剰摂取した場合、個人差はありますが、焦燥感、不眠、不安やイライラの原因となり、頭痛や不整脈、またはその他の問題を起こす場合もあります。

結局のところ、
カフェインの適量な摂取は、身体的活動および精神的活動のどちらにおいても良い効果があることが示されています。
さらに、
カフェインを適量摂取することで、一時的ではあるものの記憶力や論理的思考力が向上することが明らかになっています。
最近では、カフェインの適量摂取が、運動能力および持久力に良い影響を与えることも分かっています。

自分に取って適切な、
カフェイン摂取の時間と量を知ることで、おいしく且、
健康に過ごすことができるようですね。
昼寝とカフェイン

昼寝を取り入れたい時、昼寝(午後3時前の20分程度の昼寝)の前にカフェインを摂取することで、
起きた時にすっきりできる、上手な昼寝の工夫です。

 

日本眠活眠育協会

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