睡眠不足で、ネガティブな情動に反応しやすくなる

 

睡眠不足時には、ネガティブな情動刺激に対してだけ反応しやすくなることが分かっています。

睡眠不足時には、脳の扁桃体が過剰反応し、

不安と混乱が強まり抑うつが強まる傾向が観察されたのです。

**扁桃体は、不安や恐怖などの感情を感じた時に活動し、

過度な不安や恐怖が症状であるうつ病、

不安障害といった精神疾患においては、扁桃体の活動が過剰であること知られています。

 

睡眠不足が続くとメンタルヘルスの不調までも引き起こしてしまいます。

 

 

 

また、 睡眠不足が続くと脳疲労が回復されず 慢性化しその結果、

 脳の老化を招く ことも分かっっています。

 

成人の脳を構成する神経細胞のほとんどが細胞分裂を終えた細胞で、

一部の神経細胞のみが大人になってからも新生することがわかっていますが、大部分の神経細胞は生まれ変わることはありません。

 

ですので、脳疲労を溜めない生活が脳の老化を防ぎ、

認知機能を保つ方法の1つだと言えます。

 

脳疲労を溜めない生活が大切

脳疲労は日々の 睡眠 でしか取り戻すことができません。

毎日の生活で、 睡眠で脳疲労を溜めない 工夫が必要だといえます。

日頃あまり意識していませんが、睡眠は驚くような疲労回復効果があるので、

日々の適切な睡眠を十分にとっていきましょう。

 

 

睡眠不足と脳の糖質代謝の関係

脳を構成する神経細胞のエネルギー源は糖質です。

脳の神経細胞が糖質を取り込むほど、脳のパフォーマンスが高くなり、

また、アルツハイマー、加齢によって脳の糖代謝機能が低下することも分かっています。

 

マウスを使った実験があるの紹介します。

睡眠で脳のパフォーマンスが変化する(マウスを使った実験結果)

  • 1日マウスを眠らせないでいると、脳で代謝される糖質は約60%まで低下
  • 5日間マウスを眠らせないでいると約40%にまで低下
  • そして5日間眠らせないでおいても、1日の睡眠で糖代謝のレベルが元通りになる

 

このように、睡眠で脳の糖代謝が変化します。

そのことで脳のパフォーマンスも変化します。

睡眠の脳への影響は大きいのです。

 

認知機能だけでなく感情、メンタルヘルス、こころの健康、認知機能を低下させないためにも

正しい睡眠習慣、こころがけましょう。

 

 

日本眠活眠育協会

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