証明された!カフェインと睡眠の関係

 

心理学の教授であるキンバリーフェンが率いるミシガン大学のチームは、カフェインが睡眠不足に対してどれほどの影響を与えることができるのかについて研究をしました。

対象者の275人に、簡単なタスクとより難しいタスクを与えた結果、カフェインは人々が目を覚まして仕事に取り組むのに役立つかもしれませんが、医療ミスや自動車事故などを引き起こす可能性のあるような重大な誤りを防ぐのにはあまり効果がないということが分かりました。

キンバリーフェン教授は次のように述べています。

睡眠不足は簡単でも複雑で難しいタイプのタスクでもパフォーマンスは低下します。 そしてカフェインを摂取することで人々はより簡単なタスクを成功させることができますが、

難しいタスクのパフォーマンスには、カフェインほとんど役に立ちません

睡眠不足をカフェインでカバーするということは難しいようです。
そして、実はカフェインは脳に直接影響を与えているようなのです。

スイスのバーゼル大学は、カフェインの摂取する人は脳の構造が変化するとの研究結果を報告しています。
この研究は、20人対象にカフェイン入り錠剤とプラセボ(偽の錠剤)を1日2回摂取する2つのグループに分けて行われました。
結果は、カフェインの定期的な摂取は脳の灰白質(かいはくしつ)を変化させ、その密度を低下させることが分かりました。
灰白質は、中枢神経系でも重要な部分であり、知能などに関係します。また知覚プロセスや運動能力もこの部分に支配されています。

しかし予想に反し、実験では両グループともよく眠れており、睡眠は関係なかったのです。
なお、灰白質の減少は一時的なものでその後しばらくカフェイン摂取を控えれば再生することも分かっています。

これらの研究の結果から、

  • カフェインで重要なタスクのパフォーマンスを上げることはできない
  • カフェインは睡眠の質は変なえないが、脳の重要な部分に影響を与える。しかしそれは、カフェインを控えることで再生は可能である

私たちはカフェインで睡眠不足によるパフォーマンスの低下を補おうとし、それが可能だと感じてしまいがちです。
これが、睡眠不足がますます深刻化していく、非常に危険な理由の1つではないかと考えてしまいます。
睡眠不足は、睡眠習慣を正し、睡眠をしっかりととることでしか回復できないということです。

 

日本眠活眠育協会

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