現代人のメラトニン分泌の問題は?

メラトニンは睡眠を促す作用があります。

その他、血圧降下や認知機能改善も認められています。

さらに強力な抗酸化作用があります。

 

このメラトニンの分泌量を増やすために必要なものの1つが、光です。

 

40歳以上の男女3012人対象に行われた調査では、

日中に1000ルクス以上の光を浴びる時間が長くなるほど夜のメラトニンの分泌量が増加することが分かっています。

(参考:大林賢史 奈良県立医科大学医学部 日中光曝露とメラトニン分泌量の関連)

 

 

 

 

また、夜間の光、ブルーライトはメラトニンの分泌を抑制します。

↓参考ください

LED照明について考えてみる | 日本眠活眠育協会・JMMA (jmma7.or.jp)

 

 

 

現代社会の生活において、このメラトニンが分泌されにくい生活スタイルになっています。

日中外に出ることが少なく、夜は外よりも明るい室内で過ごすことが多くなったからです。

現代人はこれまでに人類が経験したことのない大量の夜間の人工光を浴びているのです。

 

このような1日に浴びる光の量の“光の量のふり幅が少ない”ことが睡眠の質、認知機能、うつ症状肥満やうつ病などさまざまな疾病のリスク、体調の不調につながることがあります。

 

それを証明した調査では、

毎日9時から18時に1000ルクスの証明を浴びた人は、300ルクスしか浴びない人と比べて

3年後の認知レベルの低下が少なかったということが分かっています。

(オランダ国立神経科学研究所 調べ)

 

日中は明るいところで活動をすることを心掛け、夜は光に工夫をすることが重要です。

メラトニンの分泌が増やし心地の良い睡眠習慣そして、健康な生活を送りたいですね。

 

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