メラトニンとメンタルヘルス ~メラトニンはうつ病対策になるのか~

 

睡眠障害のためにメラトニンはとても重要なものとなっていますが、それと同時にメンタルヘルスへの影響も知っておきたいと思います。

 

 

不眠症などの睡眠障害がある場合、その理由として、うつ病、不安神経症、両方を持ち合わせている患者が多く、

メンタルヘルスの問題が原因で夜眠れないということと関係しているからです。

 

そこで、睡眠問題を解決するためにメラトニンの外部からの摂取を考えることにたどり着きます。

 

そこで、メラトニンについてみていきます。

 

メラトニンとは何ですか?

簡単に言えば、メラトニンは体内つくられる、別名睡眠ホルモンです。メラトニンは落ち着きとリラクゼーションを促進し、体と心を休める眠りにたどり着けるのを助けます。

メラトニンは、睡眠・覚醒サイクルを調節し、睡眠という至福の休息を助けるホルモンです。

 

 

メラトニンはどのように役立ちますか?

メラトニンはさまざまな理由で使用できます。時差ぼけ、不眠症、睡眠相後退症候群などの睡眠障害などです。

また、これらの睡眠障害を解決することでうつ病などの精神疾患を改善することができます。

 

メラトニンと認知症の関係ってありますか?

アルツハイマー協会(Alzheimer’s Association )

によると、65歳以上の人々の15%から20%は軽度認知障害(MCI)であり、これらの人は記憶力と思考力の両方に悪影響が出始め、認知症へと発展するリスクがあります。

そして、東京医科歯科大学(TMDU)の最近の研究では、メラトニンはこの認知症予備軍の方たちの記憶回復のために有望であるということを発表しています。

高齢のマウスを使用した実験では、マウスに物体を見せての15分後にメラトニンを投与すると、翌日物体を記憶していることを発見し、その効果は最初の投与から4日後まで持続したことが分かりました。

 

最近では、作られた合成のメラトニン、メラトニンサプリメントは、海外で多く売られています。

しかし、 日本では認可されていません。 

この、メラトニンサプリメントについて、知っておくべきいくつかの事実があります。

メラトニンのサプリメントは、米国食品医薬品局によって薬物としてではなく、栄養補助食品として規制されています。つまり一部の製品には、ラベルに記載されている量のメラトニンが常に含まれているとは限らないため、正確な投与がより困難になる可能性があります。

また、メラトニンサプリメントの長期摂取による作用に関する十分なデータがないことから、長期服用の影響も懸念されています。

メラトニンサプリメントは、合成のメラトニンということに問題があるようです。

 

しかし、2020年だけでも、米国の消費者はメラトニンに8億2500万ドル以上を費やしており、これは前年比42.6%の増加です。

 

 

メラトニンの需要は確実に高まっています。それは、 現代社会では、メラトニン不足が当たり前 になっているからです。

睡眠習慣を整えて、メラトニンの分泌をできるだけ促すことを心がけましょう。

 

メラトニンに関してご質問など詳しく知りたい方は当協会までご連絡ください。

 

日本眠活眠育協会

フリーダイヤル

0120-319-115

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