2021/11/06
睡眠不足は肌に悪い! なぜ??
十分な睡眠の欠如は、特に長期間にわたってしまうと、あなたのこころと体、そしてあなたの肌にも悪影響を与える可能性があります。
長時間労働で睡眠不足になった時、見た目にも出てしまいますよね。
睡眠不足になると、損傷した細胞の修復と皮膚の弾力性の維持に関わる、成長ホルモン分泌が減少してしまいます。
例えば、体の一部に切り傷があった場合、一晩ゆっくり睡眠をとると完治しやすくなります。しかし、この睡眠を取らなかった場合、傷を修復するのを中断することになり完治するのが遅くなってしまいます。
睡眠不足は治癒する代わりに、肌に炎症を起こし、発疹などの原因となる可能性が高まります。
40代の女性に1日4時間睡眠を6日間続けてもらった研究結果によると、
睡眠不足の夜が増えるごとに皮膚の状態が悪化し、外見にも違いが現れたのことです。
(*2020年のブリガム・アンド・ウィメンズ病院 睡眠科学者
ハーバード大学医学部の医学のインストラクターレベッカ・ロビンスの研究による)
十分な睡眠が取れていない、睡眠不足の状態は、傷の治癒の遅延、小じわやしわ、くまや目の腫れなどの原因となり、その他の多くの皮膚の問題が現れます。
そして、この肌の問題の原因が、睡眠中に分泌されるメラトニンの減少の結果であるということがわかりました。
メラトニンは、紫外線やフリーラジカルによって引き起こされる酸化的損傷や、環境ストレッサーに対する皮膚の防御をするからです。
また、しわ、小じわについては、睡眠中のレム睡眠の段階で体をリラックスさせることで、タンパク質であるコラーゲンが合成され、肌を柔らかく滑らかにします。総睡眠時間が減ることは、このレム睡眠が削られるので、コラーゲンが減り肌はますます状態が悪くなります。コラーゲンの欠如は顔色を暗くします。
さらに、睡眠不足で血流が乱れ、まぶたや目の周りに水分がたまり腫れぼったく見えてしまいます。
多くの人が睡眠不足・不眠症を経験している現代社会。
少しづつでも、睡眠習慣を変えるための小さな行動を始める事が大切です。
より良い睡眠につながる生活習慣、睡眠衛生を見直してみませんか。
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