睡眠姿勢はどの体勢がいいのか?

睡眠姿勢が、体に影響を与えていると考えたことがありますか?

実は、睡眠中の姿勢は健康に関係しています。人生の3分の1が睡眠の時間であるという事実のもとで

これは重要な要素の1つなのかもしれません。

 

まずは、左肩を下、右肩が上になっている

左側横向き姿勢で寝る場合について

 

この睡眠姿勢は胸やけの症状からの緩和することが分かっています。左側を下にしてで寝ると、胃や食道が胃食道逆流症を軽減するのに最適な位置にあると考えられていて、消化を助けるということです。

 

また、妊娠している場合、腸と子宮への血流をよくします。

お腹の赤ちゃんを健康に保ち、妊娠中のあなた自身もより快適すごせます。

 

次に、右肩を下、左肩が上になっている

右側横向き姿勢で寝る場合について

 

この右側を下にした横向き姿勢で寝る場合は、左側横向き姿勢より

もリラックスすることが出来て、悪夢が少ないという事が研究で分かっています。

 

なぜなら、神経系の活動を落ちつかせるからです。それにより不安や抑うつの減少につながる可能性があります。

また、この睡眠中の神経系活動の低下は、血圧や心拍数が下がり、心血管疾患を持つ人々のために特に有用です。このことで、心臓を保護するためのメカニズムであると考えられています。

 

避けるべき睡眠姿勢

仰向け姿勢で寝る

首の痛みがある場合は、仰向けで寝ることはお勧めできません。首を一方向に傾けて長時間過ごすと、頸椎(けいつい:頭を支えている骨で、頭を上下左右などさまざまな方向に動かすことができるように必要な部分)に痛みやこわばりが生じる原因となります。

いびきや、睡眠時無呼吸をしている場合は、仰向けに寝るといびきや睡眠中の酸素摂取量の損失につながるため、おすすめしません。

緑内障の横向き睡眠姿勢

最近の研究では、横向きに寝ると眼圧が上昇する可能性があることが分かっています。その研究では、下の目(左側横向き姿勢の場合は左目)は、右目と比較して眼圧の上昇を示しました。緑内障がある場合は、その目が下側にならない横向き姿勢がよいうということになります。

 

眠っている間、少し動き回ったり一定の位置にとどまることは難しいとかもしれませんが、睡眠姿勢は特定の健康上の利点があることが分かっています。これらの利点を利用し、毎晩最適で安らかな睡眠で健康生活をお過ごしください。

 


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