就寝前に空腹感があると、眠りにくいと感じ、さらに眠れなくなる可能性があります。

そのような状況に陥った場合何かを食べるべきでしょうか、それとも食べない方がいいのでしょうか。

 

その答えとして、お腹がすいたら何か食べることがいいということ。

その理由として、 空腹で眠れずに布団の中での時間を過ごすことが質のよい睡眠の妨げとなる からです。

 

空腹のままでいるとストレスホルモンの放出のために眠りにくくなることが分かっています。

したがって、何かを食べるために布団から出ることは悪いことではないのです。

空腹により血糖値が下がるとたくさんのストレスホルモン：コルチゾールを生産し始めます。

これは、 睡眠ホルモン：メラトニンの分泌をストップさせることになり質のよい睡眠が難しくなります。 コルチゾールはストレスを感じさせ、睡眠を困難にする のです。

 

さらに、アドレナリンも上昇し、気分や心拍数が高まってしまいます。

これも、睡眠前に必要なリラックスの邪魔となり睡眠を困難にさせる原因となります。

 

そこで次に問題となってくるのが、 就寝前の空腹に何を食べきか ということです。

今から眠る準備をしているところなのに、睡眠の邪魔をしないために何を食べるべきなのでしょうか。

 

就寝前に食べるのに最適な食べ物

タルトチェリー

アーモンド

カフェインフリーのハーブティー等が、あげられます。

これらの理由として、タルトチェリーにはメラトニンが含まれ、アーモンドには筋肉をリラックスさせるのに役立つマグネシウムが豊富に含まれており、カフェインフリーのハーブティーは心身を落ち着かせるからです。

 

その反対に、就寝前に避けるべき食べ物

アルコール

コーヒー

チョコレート

スパイシーな食べ物

揚げ物

等です。

 

これらは、就寝の3時間ほど前であれば問題はないのですが、それ以降になってしまうと睡眠の質を下げてしまう原因となってしまいます。

 

就寝前の空腹に適切な対応をして、質のよい睡眠を心がけましょう。