睡眠不足はあなたをより利己的にしているかもしれない?

睡眠不足、睡眠障害などがあると、身体のためによくありません。

健康的でない睡眠習慣のために顔色が悪くなり、疲れ果て、気力も減ってしまい、精神的健康にも影響を与えてしまいます。

睡眠の問題は、自分自身に悪影響を与えることは周知のことと思います。

しかし、今回カリフォルニア大学バークレー校の研究者によって実施された新しい研究では、 睡眠不足が社会における私たちの行動にも影響を与える可能性がある と結論付けました。

睡眠不足が非社会的行動の引き金となり、互いに助け合いたいという気持ちを減らしてしまうことが発見されたのです。

睡眠が少なければ少ないほど社交性は低下し、人間は利己的になってしまうということです。

この研究で分かったことは、わずか1時間の睡眠不足が、愛する人を含む他人を助けたいという私たちの欲求を減らすことです。

“睡眠不足は、頼まれたかどうかにかかわらず、ほかの人を助けようとする意欲を損なってしまいます。つまり、睡眠不足は、無差別に非社会的で反援助的な行動を引き起こします。”

(カリフォルニア大学バークレー校 Matthew Walker教授)

睡眠不足の時 他人を助けたいという自己申告の熱意が78%低下し、脳スキャンのデータでは、夜の睡眠が短くなることで、社会的行動に関与する脳の部分の活動が低下することも分かりました。

 

夜遅くまで起きて何かをする時、その行動があなたの優しさを減らすリスクがあることを考えると、

睡眠をもっと大切にする必要が感じられますね。


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