睡眠不足は体重増加を引き起こすのか 実証!

睡眠は減量するための重要であることは言われています。

あなたの毎晩睡眠は、実際に体重を減らしているのでしょうか。

 

十分に睡眠がとれていないと、ぼうっとして疲れを感じます。

しかし、このような睡眠不足の状態が体重増加に影響をしているかはあまり知られていません。

 

体重増加が睡眠不足の結果である場合、非常に問題です。

 

睡眠不足が体重増加を引き起こす原因
コルチゾール

睡眠不足になるとルチゾール値が上昇します。研究によると、睡眠不足でない人に比べて37%も増加してしまいます。

コルチゾールのレベルが上昇することで、新陳代謝が低下するので、普段とまったく同じ食事をしても体重が増えます。

また、気分が優れず、過敏になります。このような体調では運動もしたくなくなり、定期的な運動の習慣も維持するのが難しくなります。

 

空腹ホルモン

睡眠不足の後に、超空腹になることに注意してください。

おやつを食べる手を止められず、満腹になれないということはありませんか。それは睡眠不足からくる副作用です。

2004年の研究では、2晩の睡眠不足の後、空腹ホルモンのグレリンが28%増加し、満腹感ホルモンのレプチンが18%減少し、食欲が23%増加したと報告されています。

さらにこの研究では、通常よりも甘いものを食べたくなる確率が48%上昇したことも確認されました。

 

糖質の必要性が高まる

睡眠不足になると、グルコースクリアランス率が40%も低下してしまいます。

このグルコースクリアランス率とは、食事をした後の細胞が糖分を取り込む速さです。

通常時よりも糖分をエネルギーに変える時間を要するので、エネルギーを得るために多く糖分を必要とします。

また、グルコースクリアランス率の低下は、空腹時の血糖値を上げてしまうことになり糖尿病のリスクも上がります。

 

疲労

睡眠不足は疲労を引き起こします。

十分な睡眠をとっていないときに運動するのは難しく感じ、簡単ではありません。時には立っていることさえもつらく感じます。

一方、十分な睡眠を取った後に、ジムなどに行って運動をすることは難しいと感じず、楽しみに感じます。

過度の睡眠不足による疲労は、たとえトレーニングをしたとしても通常通りには上手くいかず、運動の効率を下げてしまいます。

 

この様に、十分な睡眠がとれないことであなたの身体の調子は乱れ、体重増加につながります。

睡眠不足で体重の増加に気が付いたときは、摂取カロリーだけでなく、睡眠についての見直しをしてみましょう。

 


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