睡眠を新年の抱負リストに含めるべき理由

年末になり、 新年の抱負リスト について考える時期ではないでしょうか。

健康を目標として規則正しい食生活、定期的な運動を始めるなど健康についての事柄をリストに挙げるのはとても重要です。

 

JMMAでは、質の良い睡眠習慣という目標をリストに載せることを奨励致します。なぜなら、 睡眠は、こころと身体の健康に密接に関係している からです。

具体的には、血圧、血糖値の正常値を保ったり、体重増加の予防、不安障害の回避など疾患の予防です。

 

このように睡眠を重要視する人は世界でも増え続けています。

今年、2022年6月 アメリカ心臓協会(AHA)は心臓血管の健康を達成するために人々が改善できる健康行動のリストに睡眠を追加しました。

このことで、心血管疾患と脳卒中のリスクをさらに適切に予防できるとのことなのです。

 

アメリカ心臓協会(AHA)が発表した重要な健康要因の完全なリストには、

血圧管理、コレステロール制御、血糖値の低下、健康的な体重の維持、身体活動の増加、健康的な食事、あらゆる形態のニコチンの回避、

そして、 睡眠時間  が新たに加えられたのです。

 

2つの仕事をしている人や夜勤など、睡眠衛生を健康に保つにことに苦労している人が多く、これでは健康を害し心臓病のリスクも上がってしまいます。

心臓血管の健康を改善するための重要な要素として、就寝前の数時間はカフェイン、スクリーン作業、明るい光を避けることや健康的な睡眠量(平均して一晩7〜9時間)を得ることにも焦点を当てるべきだとアメリカ心臓協会(AHA)は新たに発表したのです。

 

休日の睡眠は・・

私たちの現代の生活は毎日が忙しく、十分な質の良い睡眠をとるのを難しくしてしまいます。

その不足した睡眠を休日の寝だめをして埋め合わせをしたくなるかもしれませんが、睡眠は毎日の一貫性のある睡眠習慣が最善だということも分かっています。休みの日の寝だめは避けるべきです。

週に1度、通常より2時間以上の長い睡眠で睡眠不足を解消することは難しく、睡眠不足を感じるのならば、毎日、15分程余分に睡眠を長くすることが良いのです。

 

睡眠は自分への投資

最近体がだるい、眠いと感じる人は、睡眠を投資と考えてみてはどうでしょうか。少しは役立つかもしれません。

睡眠に費やす時間は、翌日のあなたにより良いエネルギーと活動的な力を与えます。

さらに精神的にも気分が良くなり、長期的に考えると多くの健康上の問題が発生する可能性が低くなります。

 

この様に睡眠は私たちの身体の健康を改善するだけでなく、精神的健康を改善するための強力な方法でもあります。質の良い睡眠を継続することで、私たちの感じ方を改善し、うつ病や心的外傷後ストレス障害などのメンタルヘルス障害を発症する可能性さえ減らします。

 

しかしながら、多くの人々が推奨される睡眠量を得ていないのが現状です。

必要な睡眠の量は人によって異なりますが、成人は一晩におおよそ7時間の睡眠を必要とし、子

どもと青年はさらに多くを必要とします。

 

 新しい年の抱負リストに睡眠を加えること は、非常に価値のあることではないでしょうか。

 


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