風邪をひいたときに眠る方法  役立つ7つのヒント

風邪をひいているときは眠ることが難しい場合があり(特に鼻水などの不快感により)、休息がとれないことが影響してほとんどまた症状を悪化させる可能性があります。

 

ウイルスやアレルギーによって引き起こされる体調不調は、睡眠の質に大きな悪影響を与える可能性があります。

 

風邪の症状は通常、夜間に悪化します。

横になると重力の助けがなくなり粘液が排出できず、呼吸障害や後鼻漏*こうびろう(鼻水が喉まで流れ落ちてくる状態。鼻水が喉へ流れ込む際の不快感だけでなく、喉の粘膜を傷つける恐れもある)による咳を引き起こします。

 

私たちの身体の免疫システムは一晩で強化されますが、そのためには質の良い睡眠を得ることが重要です。その質の良い睡眠が十分に得られない場合ウイルスと戦うのに長い時間がかかってしまいます。

 

風邪をひいたときによく眠れるようにするための6つのヒント

 

寝る前に顔に蒸気を浴びる

蒸気は鼻腔内の粘液をほぐし、うっ血を改善するのに役立ちます。これを行う簡単な方法は、洗面器などに温水で満たし、タオルを頭にかぶせて蒸気を閉じ込めて、深く吸い込みます。水や蒸気で顔をやけどしないように注意してください。

 

頭を高くして眠る

追加の枕などで頭を高くして仰向けになると、粘液を排出し副鼻腔の圧力を和らげるのに役立ちます。

 

せきが出るときは、頭は少し肩より下がるほうが、気道が確保できて呼吸しやすくなります。

平らな布団に仰向け姿勢では苦しくなることがあるので、肩甲骨のあたりにバスタオルなどを当てて、肩を少し高くします。

 

寝室を暗く涼しく保つ

病気のときは光や温度の変動に対してより敏感に感じる可能性があるため、寝室を涼しく保ち、遮光カーテンを使用し、アイマスクを着用することが役立ちます。

 

空気を浄化する

空気中の花粉やほこりの粒子を取り除くために空気清浄機を使用することです。

また、洗濯した寝具を屋内で乾かすことで、花粉症などのアレルギーを悪化させる可能性のある花粉が付着するリスクを最小限に抑えることができます。

 

ストレスを感じないようにする

病気の時、眠れないのに布団の中に入っていなければならないことにイライラすることがあります。

これがストレスとなりますます眠れなくなる時があります。無理に眠ろうとせず、実際には音楽を聴いたり、少し読んだりしてリラックスするようにします。

リラックスした状態がもっとも免疫システムが働きやすいのでストレス避けることも風邪対策です。

 

 

特に病気の時は、交感神経が鎮まりスムーズに眠りにつけるように睡眠衛生に気をつけて、質の良い睡眠を心掛けてみてください。また、風邪のときは体内の細胞がフル稼働していますから、細胞の一つ一つが水分を必要としているときなので、しっかりと睡眠分補給も大切なことです。


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