自律神経と疲れ目は関係し合う

自律神経が乱れると、疲れ目、目の痛み、目の乾き、ゴロゴロ感、ドライアイなど目にも不快感が出て来ます。

原因の1つにピントを調節する働きをしている毛様体が関係しています。

この毛様体筋は「自分の意志動かせない筋肉」で、自律神経の働きに影響を受けます。

自律神経が乱れた結果、ピント調節がうまくできず目の不調を感じてしまいます。

 

また、近くをみることが多い現代人の生活スタイルが自律神経を乱しています。

人間は、「遠くを見るとき」と「近くを見る時」では下記のような矛盾した状態をつくりだしているからです。

 

遠くを見るということは、本来人間が獲物を探すことであり緊張状態になります。つまり交感神経が優位になった状態で興奮状態です。

また、 パソコン・スマートフォンなどの画面を見ている時は、近くを見ているので本来なら副交感神経が優位になり、リラックスしているはずです。しかし、パソコン画面を見て仕事をして長時間同じ態勢を続けることで緊張状態(仕事モード)に入っているため交感神経が優位になっています。ここで「近くを見ている」のに、遠くを見ている神経が働いてしまい自律神経のアンバランスが生じてしまうわけです。そして自律神経が乱れて眼精疲労や肩こり、頭痛などの原因になっているそうです。

 

目の不快感がありゴミが入ったと思い、取ろうと探すけれどもごみは入っていなかったという経験が皆さんもあると思います。

仮にごみが入っていたとしても、ごみをのぞけばそのゴロゴロ感はすぐ良くなります。

しかし、自律神経の乱れが原因の目の不快感であれば、簡単に解決できません。

自律神経の乱れは、睡眠不足や疲労、ストレスなどによる目に見えない体への負担により起こります。

少しでもサインを感じたら、まずは睡眠を見直してみましょう。心当たりはありませんか? 質の良い十分な睡眠は足りていますか?

忙しくて睡眠時間が取れない方へ。

睡眠をとったことで時間が無くなったと罪の意識を感ず、反対に自分を褒めてあげてください、体と心が喜んでいます。

睡眠は、あなた自身への最高のプレゼントです。

 


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