夜の読書をする場所。寝室は避けたい理由。

就寝前のリラックスのために読書をすることは、夜の睡眠のためにいいことです。

しかし、”寝室の布団で読書することはお勧めしない”と睡眠の専門家(西ニューヨークの睡眠医学センターの医療ディレクター ダニエル・リフキン)は言います。

なぜなら、寝室のベッドでの読書することで寝つきが悪くなる可能性が高くなるからです。

 

 

なぜベッドで読書すると眠りに落ちるのが難しくなるのでしょうか。

 

布団は、寝るための場所という事を身体と脳に覚えさせることが必要なので、寝室の布団で寝る以外のことをしないことで、入眠への自然な流れが出来やすくなるのです。

 

 

布団と睡眠を関連付けるために体とこころを訓練するという考え

 

脳に布団では目を覚ますべきか、そこで眠るべきかをしっかりと認識させ覚えさせることが必要です。

そのためにも、読書を寝室でしないという考えです。

 

 

この考えは、読書がくつろいで睡眠の準備をするための素晴らしい方法ではないと言うわけではありません。

質の良い睡眠のために、 就寝前の読書を寝室でない別の快適な場所を見つける ことをしてほしいのです。

そして、その読書中に疲れを感じ、目が重くなったら、 寝室の布団の中へ入る ことです。

 

脳が眠気を感じたら自然に寝室に行きたいと思えるように、睡眠と寝室の布団を結びつける習慣を付けるが寝つきのよさ、質のよい睡眠につながります。

 

読書時間をさらにリラックスさせるために、柔らかく暖かい照明を使用してください。

青い色調の明るいライトは、脳に昼間と勘違いさせてしまう原因になり眠気を起こりにくくしてしまいます。

オレンジ系の照明がおすすめです。

 

要するに睡眠の専門家によると

“私たちは、夜の睡眠のために寝室の布団を予約しておく必要がある”という事。

これは、夜の質のよい睡眠のためには、寝室の布団は眠気を感じた時に使用する場所にすること。

 

 

その準備のためのリラックスの時間として読書をするのであれば、寝室以外の居心地の良い環境が必要だという事です。

 

質のよい睡眠のためにできること、それは人それぞれ違うと思います。

自分に合う、就寝前の習慣を探してみてください。


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