2022/06/18
暑い夏の夜の睡眠のために、避けるべきこと
暑い気候になりました。
暑い夜は、睡眠に悪影響を与えることにもなるのですが、正しい知識と対策で質の良い睡眠を心掛けましょう。
夜の寝室の温度は、約20℃がいいと言われていて、23.8℃になると目を覚ましやすいということが言われています。
エアコンをつけるとき、設定温度は冷えすぎない程度の26~28℃で、タイマーセット無しがいいといわれています。
個人差もありますので、自分に合った寝室温度を知ることが大切です。
気温(寝室温度)は睡眠に非常に影響してしまいます。
体温を調節する能力が、睡眠を調節する多くの部分を握っているからなのです。
例えば、レム睡眠中では、脳の温度調節機能がオフになっているので、周囲の気温によって体温が影響しやすくなってしまいます。
言い換えれば、レム睡眠中に寝室の温度が熱い場合、寝苦しく睡眠の妨げになりやすいのです。
場合にもよりますが、暑い夏の日中はカーテン(と窓 *環境によります。)を閉じたままにしておくことをお勧めします。これは理論的には、夕方になるとあなたの部屋が涼しいということを意味します。太陽が沈み始め、外の気温が下がったら、それは寝室の窓を開ける合図です。寝室の温度調節はとても重要です。
では、快適な夜の睡眠をとるために何ができるのでしょうか。
特に暑い夏の夜の睡眠のために、避けるべきことがあります。
睡眠1時間前までにお風呂に入ること(お湯の温度38~40℃)
睡眠前の暖かいシャワーやお風呂は、血管の拡張を促し、熱放射をさせ、その冷えた血液が脳に循環し、脳体温を下げることで心地よい睡眠へと導くことができます。
暑い季節の睡眠習慣をしっかりと正しいものにすることが、夏の健康維持にもつながります。十分な睡眠をとって元気な夏を過ごしたいですね。