2022/01/02
鼻呼吸で眠るといい。その理由。
鼻呼吸は、空気を加湿してろ過し、下肺を活性化して、より深く、より完全な呼吸を可能にするため、口から吸い込んだり吐いたりするよりも効率的で効果的な呼吸方法です。
また、眠りにつくときに体をリラックスさせるのにも役立ちます。
(* Ann Kearney at Stanford University)
鼻からの呼吸は、アレルゲン、病原体、ほこりをろ過するのにも役立ち、感染症から身を守り、アレルギーを防ぐのに役立つ可能性があります。
(*Dr. Marri Horvat, a sleep specialist at the Cleveland Clinic)
鼻から呼吸すると、副鼻腔は自然に一酸化窒素と呼ばれるガスが生成され、その一酸化窒素が鼻副鼻腔から肺、そして血液に流れるので、血圧を下げるのに役立ちます。
血管を広げることができ、血流を改善する可能性があるからです。
(*Dr. Raj Dasgupta, a pulmonary and sleep medicine specialist at the Keck School of Medicine at the University of Southern California)
口渇で目覚める可能性があり、虫歯、口臭、かすれた声、唇の乾燥等の原因となる可能性があります。
タバコを吸ったりアルコールを飲んだりすると、鼻腔を刺激してうっ血させることで、口を開けて眠る可能性が高くなります。また、仰向けの睡眠姿勢は口呼吸をしやすくなります。
しかし、鼻呼吸で眠るということは難しいかもしれません。
その方法として、口にテーピングをして睡眠中に唇を閉じたままにし、鼻からの呼吸を促進することができます。簡単に取り外せないものは避け、肌に優しい適切なテープを唇にそっと置く感じで使用することが重要です。簡単に剥がれ、サージカルテープのようなものです
マウステーピングの目的は、唇を密閉することではなく、筋肉をリラックスすることです。
まずは、日中に10分ぐらいから試してみることが必要です。
慣れてきて、できそうであれば睡眠中にも試してみることができます。
試してみて、自分に合っているようであれば続けてみることです。
睡眠は人それぞれ、個人差があります。まずは睡眠習慣を見直すこと、そしてその助けの1つとして、口のテーピングという選択肢があるということですね。
睡眠を早く一晩で簡単に改善する方法はありませんが、しっかり自分の睡眠と向きかって大事にしていくことがとても重要なことです。