頭痛の原因は睡眠??~続編~

昼間の仕事中などに頭痛がすると、痛みで目の前のことに集中できないですよね。

なかには眠っている時に頭痛があり熟睡できない人もいます。すると睡眠不足にもなり頭痛が悪化する、

という悪循環に陥ってしまいます。

今回は、前回の続きで『睡眠と頭痛の関係』についてお話していきます。

 

起床した時に、じんじん頭が痛む時がありませんか?そういう時は、大抵たくさん眠った後ではありませんか?

 

頭痛の原因は長時間睡眠

眠りすぎたあとに起こる頭痛の原因の1つは、普段と違う睡眠時間による脳の混乱が考えられます。
例えば仕事のある平日の睡眠時間は6~7時間なのに、休日は9時間、時には10時間も眠ってしまうことがあると思います。

睡眠時間が変わると生活リズムが崩れ、自律神経が乱れてしまいます。すると脳の血管の収縮、拡張のリズムも乱れ、頭痛を引き起こしやすくなります。

 

また眠り過ぎると脳などの血行が悪くなります。眠っている間に血管などの緊張は緩み、血管が拡張しやすくなるからです。この血管拡張が頭痛の原因になります。

 

片頭痛の人は注意!

片頭痛は、この血管の拡張によって頭痛が起こりますので、眠りすぎの血管拡張に、気をつけてください。

この片頭痛は1週間がんばって働いた人が、週末に寝すぎや二度寝などでリラックスしすぎると起きやすくなることがよくあります。

これは、**セロトニンの分泌にも関係しています。

セロトニンとは?

日光を浴びると、私たちの脳内では「セロトニン」という神経伝達物質が分泌されます。
セロトニンは、精神の安定や安心感、頭の回転をよくして直観力を上げるなど、

脳を活発に働かせる鍵となる脳内物質です。

脳は緊張やストレスを感じるとセロトニンを分泌し、自律神経のバランスを整えようとします。

しかし、ストレスや疲労が溜まると、セロトニンの分泌量が減ったり、働きが制限されたりしてしまいます。

(因みに、男性は女性に比べて約52%脳内セロトニンを生成する能力が高いと言われています。)

セロトニンが不足すると、慢性的ストレスや疲労、イライラ感、向上心の低下、仕事への意欲低下、

協調性の欠如、うつ症状、不眠といった症状がみられます。特に、日照時間が短くなる冬になると日光を浴びる時間が減り、セロトニンの分泌が低下し、毎年冬になるとうつ症状が現れる人もいます。

 

休日にリラックスをしすぎると、脳はセロトニンを出す必要がなくなったと判断し、分泌量を減らしたために片頭痛が

起きるのです。

セロトニンは血管を収縮させるため、分泌が減ると血管の拡張の原因になります。

特に、片頭痛の方は休みの日にはリラックスするだけでなく、活動的に過ごしてリフレッシュをする方が片頭痛の予防には効果的です。

マッサージは、血管が拡張するので痛みがひどくなることもあります。

 

寝不足による頭痛

睡眠不足が続くことで頭痛が始まったという方も多くみられます。

こちらは緊張型頭痛の方が多く、不自然な姿勢で長時間デスクワークをするとか、人間関係などの精神的ストレスで血管が収縮して血行が悪くなり、

筋肉に疲労物質や痛み物質がたまることが頭痛の原因です。

この場合、軽い運動や散歩をすることで血行がよくなり、症状が緩和します。

 

頭痛と睡眠の関係は?

このように片頭痛のように、寝すぎによる血管の拡張により痛みが悪化するものと、

睡眠不足による血管の収縮により痛みがひどくなる、緊張型頭痛があります。

頭痛の種類についてはこちら⇒頭痛の原因は睡眠??

 

 

ストレス、疲労、睡眠不足が続くだけでなく、寝すぎでも頭痛が起きやすくなってしまうことがわかりました。

大切なのは、毎日の正しい睡眠習慣を続けるということ、寝だめをしたくなるような睡眠習慣を避け、毎日できるだけ同じ時間に起床し、

同じ長さの睡眠時間を確保することが重要です。

 

秋になり、日の長さが短くなると、私たちの睡眠は自然と長くなります。これは体内時計によるものです。

十分な睡眠をとって、体調管理をしていきましょう。